フラッシュカードはやっぱり凄かった!
フラッシュカードとは、いわゆる暗記カードのとこで、
英単語や歴史の事柄、数学の公式などを覚えるときにカードをペラペラめくりながら暗記していく勉強の仕方です。
実はこのフラッシュカードを使った勉強はやり方によって、効果がまったく違う出方をします。
フラッシュカードを生かすも殺すも使い方次第なわけですね!!
フラッシュカードのカードは多ければ多いほどいい!!
フラッシュカードの効果を調べる実験で、実験参加者には難しい単語が書かれている40枚覚えるよう指示しました。この40枚のカードを20枚ずつ分け実験参加者も2つのグループに分けました。
1つ目のグループは
- 1日に20枚のカードを2回繰り返して勉強し、これを4日間続けた
2つ目グループは
- 20枚のカードを5枚ずつに分けて、毎日5枚ずつ8回繰り返して勉強し、これを4日間続けた
そして、その後どのくらい覚えているかテストをしました。
両グループとも同じ勉強時間になるようにしているため、直感的には20枚のカード5枚ずつに分けて覚える方(2つ目のグループ)が負担が少なく覚えやすいのではないか思います。
ここで、記憶の定着には分散学習が基本でした。分散学習は「しばらく間隔を空けてから復習する」勉強法で、この法則に当てはめると次のような結果になります。
一度に一気に覚えた方が圧勝!!
一度に20枚のカードを一気に覚えたグループの方がテストの点数が高かったんですね!
どうしてこのような結果になったかと言うと一度に20枚一気に覚えた方が、1つの単語をもう一度復習するまでの間隔が長くなるからです。
これが分散学習の効果そのものになっているわけであります。
分散学習とは直感的な勉強法と反していることが多いです。
まとめ
- フラッシュカードの枚数は多い方が効果が高い(分散学習の効果)
- 分散学習は直感に反していることが多いので注意する
てな感じなので、今までの勉強法を科学的に見直すこと改めて重要だなと感嘆しました!!笑