わからない問題は集中学習をしましょう!!
以前、復習には「分散学習」を使い、記憶の定着率の低い「集中学習」はやめましょうという話をしました。
では、集中学習がまったく必要ないかというとそれは全然違います!!
集中学習をした方が良いときもあります。
それは、まだ自分が内容を理解してないときです。内容を理解してないうちは「集中学習」をした方が断然効率が良いです。
少しでもわからないと思ったら「集中学習」をする
こんな実験がありました。実験参加者は31人の大学生で、難しい単語を記憶する学習をしてもらいました。
実験の手続きは、
- 単語を覚える学習をする
- 復習方法を選ぶ(集中学習or分散学習)
- 復習する
- テストする
という感じです。
ここでのポイントは復習方法を自分の意思で選んだグループと強制的に復習方法を指定されたグループに分けられていたことです。
結果どうなったかというと、
自分のわかってないことは自分が1番知っている!!
自分の意思で復習方法を選んだ方が良い点数が取れ、強制的に復習方法を指定されたグループの中でも自分の意思とは反する復習方法だった場合は点数が低いというふうになりました。
つまり、少しでもわからないなと思ったらすぐに集中学習して、理解ができたら記憶を定着させるために分散学習をしましょうということでした。
まとめ
- 記憶を定着させたいなら分散学習
- 理解ができてないなっていうときは集中学習
- 使い分けの判断は、自分の直感を信じるのが1番