過去問題集は20%だけ解けば十分!!

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大学受験にしても資格の試験にしても過去問題集を買って、1冊丸々全て解かないといけないなんて思うかもしれません。実はパレートの法則というものに従うと、過去問題集を全てやりきる必要はなく、1冊のうちのたった20%だけで十分であるというのが今回の話です。

 

パレートの法則とは何か

イタリアの経済学者のヴィルフレド・パレードが80対20の法則というものを提唱しました。

たとえば、

 ・あるお店の売り上げの80%は、20%の顧客によって生み出されている

 ・仕事の成果の80%は、それに費やした20%の仕事の時間によって生み出されている

 ・車の故障の80%は、全部品の中の20%の部品によって生み出されている

などのように、「社会現象の全体の80%は主要な20%によって影響を受ける」法則をパレートの法則と言います。

 

パレートの法則を勉強に生かすと

パレートの法則を勉強に当てはめると、

「過去問題集の重要性の高い項目の上位20%を完璧にすれば、試験で80%の成果が見込みがあるよ」

ということになります。

つまり、過去問題集を徹底的に分析し、重要な20%を見つけることが受験を大きく左右するということです。

逆に、過去問題集の重要でない80%は全体の20%しか貢献してくれないということになります。

ただひたすら勉強してもダメなわけですね!!

 

赤本は志望校が決まったら即買いして分析!!

大学受験でよく赤本を勧められますが、試験直前の年末くらいから始めればいいやっていう人は多いのではないでしょうか?

 

過去問を解く勉強法こそが抜群に効率の良い勉強法になります。

パレートの法則に従って考えると、赤本にはパレートのいう受験勉強にとって重要な20%がぎゅっと詰まっています。

つまり、試験本番の問題の80%は、過去問題集の20%で何とかなるのです。過去の問題試験の傾向と対策を取ることが1番大事ということですね!!

 

 できるだけ合格の可能性を上げたいなら、赤本は志望校が決まり次第即買いして分析し始めましょう。