勉強に集中できない人にオススメの勉強法!

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30分の積み重ねで最大の成果を得る方法は?

勉強に集中できる継続時間が短い人にオススメの「ポモドーロ・テクニック」を利用した勉強法があります。

 「ポモドーロ」という名前はイタリア語で「トマト」という意味で、作家のフランチェスコ・シリロがトマト型のキッチンタイマーを利用して考案されたものらしいです。

 私も勉強には集中できるタイプではなく、すぐに漫画やテレビの誘惑に負けてしまうことが数えきれないほどありました。

 そんな私でもこの「ポモドーロ・テクニック」を勉強に試したら思った以上に集中でき、生産性も上がったので紹介します。

 

ポモドーロ・テクニック」とは?

 ポモドーロ・テクニックとは、25分の集中と5分の休憩を繰り返すというもの

やり方は非常にシンプルで、ストップウォッチやキッチンタイマースマホのアラーム機能などを使い、やるべき勉強を25分ずつ分けて、5分の休憩を挟みながら勉強していくだけ。

ここでのポイントは「もう少しやりたい」というところであえて、休憩を挟むことです。これは休憩後の集中力を高める効果があります。

「25分でもまだ長い」という人は「15分集中+3分休憩」でもいいかと思います。やっているうちに「集中力」が鍛えられて、自然と時間が伸びていきます。

ようするに、飽きる前に焦らしてとっとと休憩すれば、「もうちょっとやりたい」というモチベーションが休憩中にも保たれて、勉強の再開をスムーズにすることができるっていうことですね。

 

最新の研究では、人間が集中できる時間は十分鍛えられている人で「120分」

 普通の大人でも子供でも1つのことにじっと集中できるのはせいぜい30分くらいで、もともと人間は集中が持続しない性質を持っています。

実は集中力があると言われている人ほど、上手く休憩を挟み、短時間の集中を繰り返しています。

よって、「ポモドーロ・テクニック」を勉強に生かすのは科学的に見ても有効ではないかと思います。

 

5分は本気で休憩する

 ポモドーロ・テクニックで勉強するときに守ってもらいたいルールが1つあります。

それは「5分間はしっかり休憩」ということです。

しっかり休憩とは、少し目を閉じて目を休めたり、飲み物を取りに行ったり、トイレに行くなどの休憩です。なぜかというと、人間の脳は無意識のとき脳が整理されるからです。例えば、わからない数学の問題も少し休憩して無意識モードに入ったときに解法がひらめいたりすることがよくあります。脳は無意識の状態の方が問題を広く全体的に見ることができるので、アイデアが浮かびやすいのだそうです。

ですから、休み時間によくやりがちな「LINEのチェック」や「スマホのゲーム」をやることは「脳が無意識モード」にならないのでやらない方がいいということですね。

 

まとめ

 なかなか勉強に集中できないときは、「25分集中+5分休憩」で少しずつ成果を積み上げよう!

私もポモドーロ・テクニックを使うと自分が思った以上に集中できていることに驚くのですが、だいたい4セットくらいで集中が切れてしまうので、そのあとは少し長めに休憩を挟んだり、思い切って別のことをしたりしてメリハリをつけています。以上勉強に役立ちそうな科学的知識でした。ぜひ試してみてください!